アサツキ
- 分類:ユリ科ネギ属
- 種類:多年草
- 置き場所:日なた~半日陰
- 難易度:簡単
- コンテナ:中型・小型
アサツキの野菜の栽培、育て方
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あさつきはネギの一種で、「浅葱(あさつき)」と書くように、葉の色がネギよりも浅い緑色であることからその名が付けられたといわれています。
長ネギよりもくせも辛みも少ないので、汁物や鍋物、薬味として多く利用されています。
あさつきは寒さにも強く丈夫で日かげでも育つので、初心者にも簡単に育てられます。
また1度植えると2~3年は収穫を楽しめます。
わけぎも育て方はほぼ同じですが、わけぎのほうが寒さに弱いです。
【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
深さが14cm以上のものなら鉢でもプランターでもかまいません。
【育てる環境】
冬になると地上部は枯れてしまいますが、春になると新しい芽が生えてきて収穫ができるようになります。
【栽培の時期】
発芽適温15℃~20℃。8~9月頃に球根(種球)を植えつけて栽培します。収穫は秋~と春にできます。
球根(種球)の植え付け
8月下旬ごろから出回る球根を園芸店などで購入します。購入した球根は、半日ほど日にあててかわかしたあと、外皮をていねいにはぎとり、根をつけて2~3球にわけます。
鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れます。
鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をかけます。
タネ球を上部がわずかに出るくらいに植えます。
株間は10cmほどとって植えます。
列と列の間隔(条間)は8cmぐらい。中型のプランターなら2列。
その後、たっぷりと水を与えます。
10日前後で発芽します。
【肥料】
植え付け1か月後ぐらいになったら化成肥料を追肥します。以降は月1回ほど追肥します。
追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。収穫した後も液肥で追肥すると再び伸びてきます。
【水やり】
土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。乾燥、多湿に弱いので水やりに気をつけます。
冬になると地上部は枯れてしまいますが、球根は生きているので、土は乾ききらないように時々水をやるようにします。
【収穫】
草丈が15~20cmほどになったら根元から5cmほど残して切り取ります。株元を残すと再び新しい葉が伸びて、3~4回収穫することができます。
薄紫色の花が咲いた後の夏と冬に地上部は枯れますが、休眠している状態で秋~と春に収穫できます。
次の植え付けに使うときは5月~6月ごろに葉が枯れたら球根を掘り出して日陰で乾かして保存しておきます。
【病気害虫】
アブラムシなど。
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