小松菜
- 分類:アブラナ科アブラナ属
- 種類:1年草
- 置き場所:日なた~半日陰
- 難易度:簡単
- コンテナ:中型
小松菜の野菜の栽培、育て方
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小松菜はビタミンやミネラルが豊富な緑黄色野菜。暑さや寒さに強いので、ほぼ1年中栽培できます。
発芽率もよく、種をまいてからわずか30日程度で収穫ができるプランター栽培に最適な野菜。育てやすいので初心者にはおすすめです。
【家庭で育てやすい種類】
早生から晩生までいろいろな品種があります。
みすぎ、楽天、はづきなど。
【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
深さが16cm以上のものなら鉢でもプランターでもかまいません。
【栽培の時期】
発芽適温15℃~30℃。季節に応じた品種を選べば1年中種まきできますが、秋まきが作りやすく質の良いものができます。
【育てる環境】
生育適温15~30℃。日当たりのよい場所に置きます。
【種蒔き&間引き】
鉢底石を敷き詰めたプランターに培養土を入れます。ウォータースペースを2cmほどとり、土をならします。
複数植える場合は、株間を10~15cmほどあけて置き、植える位置を決めます。
移植ゴテ(スコップ)で土に穴を掘った後、苗を人差し指と中指で挟んで、根鉢を崩さないようにポットから取り出します。
掘った穴に苗を入れ、まわりから土を寄せて軽く押さえます。株元を少し高くして浅植えにして過湿を防ぎます。
その後、たっぷりと水をやります。
列と列の間隔(条間)は10~15cmぐらい。中型のプランターなら2列。
まき溝の深さは1cmぐらい。約1cm間隔で種をまき、周囲の土を寄せてかぶせ、手で軽くおさえます。
その後、たっぷりと水を与えます。
芽が出るまでは土が乾かないようにまめに水やりをします。
2回ほど間引きします。
本葉が1~2枚になってきたら、生長の悪いものを間引きし元気そうなものを残し、株間を2~3cmくらいになるようにします。
本葉が3~4枚になってきたらさらに間引きして株間が5~6cmくらいになるようにします。
間引いた後は軽く土寄せします。
間引いた菜はサラダやおみそ汁などに利用できます。
【肥料&土】
2回目の間引後に化成肥料を追肥します。生育期間が短いので追肥は1回でいいのですが、様子を見て液肥を水やりを兼ねて施してもよいです。
追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。
【水やり】
土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。
【収穫】
草丈が20cm~25cmくらいまで伸びて葉色が濃くなってきたら収穫時です。
大きく育ったものから収穫します。大きくなりすぎると葉が固くなるので早めに収穫します。
春に種まきしたものは1~2ヶ月で、秋に種まきしたものは2~3ヶ月ぐらいで収穫できます。
【病気害虫】
アブラムシ、アオムシなど
春から秋は害虫が多いので防虫ネットをすると防げます。
【注意すること】
夜、部屋から漏れた光や街灯などがあたるとトウ立ちしてしまうので、カーテンをするなど光が当たらないように注意します。
連作障害があります。
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