ミニトマト

【ミニトマト】
  • 分類:ナス科ナス属
  • 種類:1年草
  • 置き場所:日なた
  • 難易度:簡単
  • コンテナ:大型
  • おもな栄養素:β―カロチン、カリウム、食物繊維

ミニトマトの野菜の栽培、育て方


ミニトマト プランター菜園


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ミニトマトは甘味が強く、野菜の彩りに重宝するうえ、カロテンやリコピンなど栄養価も高い。普通サイズのトマトより病気に強く育てやすいので初心者にお勧めです。


【家庭で育てやすい種類】
ミニキャロル、イエローキャロル、アイコなど。

【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
深さが30cm以上のものがよいです。大型プランターなら2株、大型の丸い鉢なら1株。

【育てる環境】
生育適温25℃~30℃。とても日当たりのよい場所を好むので、一番日当たりのよい場所に置き、乾燥気味に育てます。

【栽培の時期】
発芽適温は25℃~28℃と高め。春(3月~4月)にまきます。

【種蒔き】
種から育てることもできますが初心者は苗からのほうが簡単です。
発芽適温が高いので、芽だしをすると発芽しやすくなります。
育苗ポットに鉢底ネットを敷いて培養土を入れ、表面をならします。
1つのポットに3粒ぐらいまき、土を薄くかぶせて上から軽く押さえ、たっぷりと水をやります。
ビニールなどをかぶせて保温します。もしくはぬれた新聞紙をかぶせます。
本葉が出たら1回目の間引きをして、2本のこします。
本葉が3枚ごろに2回目の間引きをして元気なほうを1本を残し、もう1本は間引きます。 本葉が4~5枚になり、最初の花がついた頃に植えつけます。

【苗の植えつけ】
ミニトマト プランター菜園 苗を購入する場合は葉の色が濃く青々としていて茎の太い苗、一番花が咲いているかつぼみがついた苗を選ぶとよいです。
鉢底ネットをしき、鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れます。(肥料入りの培養土でない場合は元肥として肥料を混ぜます。)
土は容器いっぱいに入れず、ウォータースペースを2cmほどとります。
中央に植え穴を掘り、根鉢を崩さないように苗を掘った穴に入れ、苗が地表より少し高くなるように植え、軽く押さえます。
複数植える場合は株間を25~30cmとって植えます。
その後、鉢底から流れ出るまで、水をたっぷりかけます。
イチゴと同じで、トマトも常に同じ方向に花が付くので、収穫しやすい向きに苗を植えておくと後が楽です。

【支柱立て】
苗を植え付けたら仮支柱を立てておきます。麻ひもで支柱と枝を8の字で結びます。
ミニトマト 支柱立て 枝が伸びてきたら本支柱を立てます。長さ2mぐらいの支柱を根を傷めないように株から少し離れた場所にさし麻ひもで8の字に結びつけます。きつく縛らず余裕を持たせます。
実は花が咲いている方向につくので、支柱は花の裏側に立てるとよいです。
1本につき、1本支柱でもいいのですが、丸い鉢なら1本につき3本の支柱を用意したほうがいいです。

【肥料】
最初の実が膨らんできたら化成肥料を追肥します。その後、2週間に1回ほど化成肥料を追肥するか、週1回液肥を水やりを兼ねて施すとよいです。

【水やり】
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。

わき芽取り・1本仕立て
葉の付け根から出ているのがわき芽。伸ばすと養分を取られるので第一花房より下の脇芽は大きくならないうちにすべて摘み取って1本仕立てにします。収穫まで1週間に1回ぐらいの割合でチェックするとよいです。

人工授粉
ベランダ菜園では人工授粉をした方が収穫量が増えます。一番最初に咲いた花を軽く手でたたいて拡散させて受粉しやすくします。

摘芯
支柱の高さまで(5~6段目ぐらいまで)の花房ができたら、先端を摘芯をして成長を止めます。

【収穫】
ミニトマト プランター菜園 植え付けから2ヶ月ほどで実が色づいてきます。 赤く熟したものから摘み取りましょう。


【病気害虫】
アブラムシ、ハムシ、オンシツコナジラミ、ウイルス病など。
アブラムシとウイルス病を防ぐためにネットをするとよいです。

【注意すること】
連作を嫌います。

※トマトの実がなる枝(花が咲く枝)を下から「1段」、「2段」と呼びます。

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