ミント

【ミント】
  • 分類:シソ科
  • 種類:多年草
  • 置き場所:日なた~半日陰
  • 収穫時期:3月~11月

ミントの栽培、育て方

ハーブ ミント


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ミントは丈夫なハ-ブで用土も環境もそれ程こだわりません。多年草なので、1度植えると数年間楽しめます。
ミントは変種が出来やすく種類は600種を超えるといわれています。 主にペパーミント系とスペアミント系などに分けられます。
ペパーミント系は香りが強く、メントールの含有量も多い。チューインガムやキャンディに多く用いられます。
スペアミント系の香りは比較的弱く、甘い香りがあります。チューインガム、歯磨き粉などに用いられます。

【育てる環境】
日当たりのよい場所を好みますが、日当たりが強すぎると葉が枯れたりするので、真夏は明るい日陰や半日かげでで管理するとよいです。風通しの良いところで育てます。そして、やや湿った環境を好みます。

【栽培の時期】
春まきと秋まきができます。苗も同じです。

【種蒔き】
※ミントは種からだと時間がかかるため、初心者は苗を植え付けるほうがおすすめです。
鉢底石を敷き詰めた鉢や育苗ポットに種まき用土を入れ、表面を軽くならします。
鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をかけます。
パラパラと重さならないようにばらまきします。薄く土をかけ、上から軽く押さえます。
種が流れてしまわないように気をつけながら、霧吹きやハス口の付いたじょうろでたっぷりと水を与えます。
ただ、ミントの種はとても細かいので、水やりで流してしまわないように給水は腰水(容器に水を張り、そこに鉢や育苗ポットを浸けて鉢の底から水を吸わせる給水方法。)にしたほうがよいです。
約2週間程度で発芽します。発芽するまで、乾かさないように注意します。

【間引き】
発芽がそろったら混み合う部分を適宜間引きして、株と株の間をあけます。 生長の悪いものを間引きし、元気そうなものを残します。
本葉が4~6枚になったら鉢などのプランターに植えつけます。

【苗の植えつけ】
ハーブ ミント 鉢底ネットをしき、鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れます。(肥料入りの培養土でない場合は元肥として肥料を混ぜます。)
土は容器いっぱいに入れず、ウォータースペースを2cmほどとります。
中央に植え穴を掘り、苗を掘った穴に入れ、周りから土を寄せて軽く押さえます。複数植える場合は苗の間隔が15~20cmぐらいになるように植えます。
鉢底から流れ出るくらいにたっぷりと水をやります。

【摘芯】
苗が成長して草丈が20cmぐらいになってきたら、先端を摘心もかねて摘みます。そうするとわき芽が伸びてきます。ワキ芽が伸びてきたらそのワキ芽の芽先も摘みます。これを3~4回繰り返すと枝の数が増えてたくさん収穫できます。

【肥料】
肥料はあまり必要ありません。2週間に1回ほど薄めの液肥を与えるか、追肥として2~3ヶ月に1回ほど、化成肥料を施すとよいです。

【水やり】
土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。乾燥を嫌い湿り気を好むので、夏の水切れに気をつけます。

【収穫】
枝先の葉を中心に必要な分だけ収穫します。枝先をこまめに摘み取るほどこんもりと茂り、収穫期間も長くなります。
草丈が伸びてきたら随時収穫できます。葉だけでもよいですし、茎ごと切って利用してもよいです。乾燥保存用には開花直前の初夏に刈り取ります。
タネは株全体が黄色く枯れてきたころに花茎ごと切り取って風通しの良い日陰で逆さに吊して乾燥させて収穫します。
寒さには強く、冬になると地上に出ている葉は枯れますが、春になると芽が出てきます。

【植え替え】
ミントは生育旺盛根詰まりしやすいので毎年植え替えをしたほうがいいいです。

【病気害虫】
ほとんど心配ありません。

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