ローズマリー
- 分類:シソ科
- 種類:常緑低木
- 置き場所:日なた
- 収穫時期:4月~11月
- コンテナ:中型
ローズマリーの栽培、育て方
Sponsored Link
ローズマリーは育てやすく、お茶、入浴剤、ポプリなど利用用途も幅広いのでラベンダーに次いで人気のあるハーブです。
ローズマリーには、枝がまっすぐ伸びるタイプの立ち性、枝が地をはうように伸びるタイプの匍匐性、やや横広がりに枝を伸ばすタイプタイプの半匍匐性の3タイプがあります。
育て方は同じですが、あまり場所が取れない場合は立ち性のものがいいでしょう。葡匐性はハンギングバスケットなどにするとよいです。
ローズマリーの葉は肉料理のなどの風味付けやハーブティーやポプリに使われます。
花もポプリや料理に飾ったりできます。 茎はドレッシングやソースの香りづけにも用いられます。枝は虫よけに使われたりします。
【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
深さが20cm以上の鉢やプランターを用意します。
【育てる環境】
日当たりと風通しのよい場所におき、乾き気味に育てます。
【種蒔き】
※ローズマリーは種から育てることもできますが発芽するまでに1ヶ月近くかかる上に発芽率も他のハーブに比べると少ないです。また、初期の生育は遅く、収穫できるまで時間がかかるので、苗から育てる方法が一般的になっています。
種はあらかじめ一晩水に浸してから水を切り、キッチンペーパーなどにくるんで冷蔵庫に1晩置いてからまくと発芽しやすくなります。(低温処理)
鉢底石を敷き詰めた鉢や育苗ポットに種まき用土を入れ、表面を軽くならします。
鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をかけます。
タネは小さいので、ばらまきするかピンセットなどを使って点まきします。
溝の両側から土をかぶせるようにして、ごく薄く土をかぶせます
たっぷりと水やりをします。じょうろでやさしくお水をあげてもいいのですが、種が小さいので、腰水(受け皿などに水を張り、そこに育苗ポットや鉢をつけて鉢の底から水を吸わせる給水方法)でもよいです。
発芽するまでは水を切らさないようにします。
2週間ほどで発芽します。8~10cmぐらいになったら鉢などのプランターに植えつけます。
【苗の植えつけ】
鉢底ネットをしき、鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れます。(肥料入りの培養土でない場合は元肥として肥料を混ぜます。)
土は容器いっぱいに入れず、ウォータースペースを2cmほどとります。
中央に植え穴を掘り、苗を掘った穴に入れ、周りから土を寄せて軽く押さえます。複数植える場合は苗の間隔が約30㎝ぐらいになるように植えます。
鉢底から流れ出るくらいにたっぷりと水をやります。
【肥料】
肥料はそれほど必要としませんが、月1回ほど液体肥料を与えるとよいでしょう。
【水やり】
土の表面がすっかり乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。
湿気に弱いので、乾燥気味になるように育てます。
【収穫】
ローズマリーは1年中収穫できます。枝の先を7~8cmぐらいはさみで切り取ります。春先から初夏にかけてはぐんぐん成長するので、まめに収穫します。収穫しながら形を整え、株を丈夫に育てます。
【病気害虫】
ほとんど心配ありません。
【注意すること】
鉢やプランターの場合は、生育旺盛なので、1年から2年に1回ほど植え替えが必要です。春になったら一回り大きい鉢に植え替えます。
Sponsored Link