タイム

【タイム】
  • 分類:シソ科
  • 種類:常緑低木
  • 置き場所:日なた
  • 収穫時期:1年中可能

タイムの栽培、育て方

タイム


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タイムは多くの種類がありますが、一般に「タイム」というと「コモンタイム」という品種のことを指します。
肉や魚料理な、卵、野菜などどんな料理とも相性がよく、ビネガーやオイル、 ドレッシング、ハーブティーにも利用されます。
タイムは寒さや暑さに強く、病気や害虫の被害も受けにくいので、育てやすいハーブですが、高温多湿が苦手なので、収穫を兼ねて、枝をすくなどの手入れが必要です。
年を経るごとにこんもりと成長し、長く楽しめます。

【育てる環境】
日当たり、水はけのよい場所を好み、乾燥気味に育てます。

【栽培の時期】
春まきと秋まきができます。

【種蒔き&間引き】
タイムは種から育てると時間がかかるので苗を植え付けるほうがおすすめです。
鉢底石を敷き詰めた育苗ポットに種まき用土を入れ、表面を軽くならします。
鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をかけます。
パラパラと重さならないようにばらまきします。好光性種子なのでごく薄く土をかけ、上から軽く押さえます。
水を与えますが、種がとても小さいので水に流れないように腰水(容器に水を張り、そこに鉢や育苗用箱を浸けて鉢の底から水を吸わせる給水方法)のほうがよいです。
約1週間後、芽が出そろってきたらたら間引きをします。生長の悪いものを間引きし、元気そうなものを残します。
さらに1週間後2回目の間引きをします。その後追肥をして、たっぷりと水をやります。草丈が7~8cmになったら苗の完成。鉢やプランターに植えつけます。

【苗の植えつけ】
鉢底ネットをしき、鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れます。(肥料入りの培養土でない場合は元肥として肥料を混ぜます。)
土は容器いっぱいに入れず、ウォータースペースを2cmほどとります。
中央に植え穴を掘り、苗を掘った穴に入れ、周りから土を寄せて軽く押さえます。複数植える場合は苗の間隔が15~20cmぐらいになるように植えます。
鉢底から流れ出るくらいにたっぷりと水をやります。

【肥料】
肥料はそれほど必要としません。
収穫後に化成肥料を少し施します。葉と葉の間の茎が長くなってきたら、肥料過多なので、肥料をひかえめにします。

【水やり】
土の表面がすっかり乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。湿気を嫌うので水やりは控えめにします。

【剪定、切り戻し】
タイムは夏の高温多湿は苦手なので、梅雨の時期から夏にかけては蒸れないように株元を切って風通しをよくします。混み合う部分は間引くようにつけ根から切り、長い枝を切り戻します。
春になって開花前に香りが強くなるので、切り戻しを兼ねて収穫します。

【収穫】
長く伸びた下葉のほうから収穫します。先端から7~8cmのところをハサミで茎ごと切り、必要な分だけ収穫します。
乾燥保存用に収穫するなら、花が咲く前の5月~6月の香りの強いころがおすすめです。

増やし方
さし木で増やすことができます。
若い枝先を7~8cmチほど切って1時間ほど水にさしておきます。 挿し木用土に挿し、その後は、半日陰で水を切らさないように管理します。

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