ミニ白菜
- 分類:アブラナ科
- 種類:1年草
- 種:好光性種子
- 置き場所:日なた~半日陰
- 難易度:普通
- コンテナ:大型・中型
ミニ白菜の野菜の栽培、育て方
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白菜は鍋物や漬物、炒め物など幅広く使える野菜です。
白菜は株が大きくなるため、プランター栽培には向いていないと思われがちですが、ミニ白菜や、大玉でも早生品種ならプランターで栽培できます。
【家庭で育てやすい種類】
ミニ白菜の“お黄にいり”“黄味小町”など
【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
深さが20cm以上ならどんな鉢やプランターでもいいです。大型プランターなら4株が目安。
【育てる環境】
生育適温15~20℃。日当たりの良い場所で育てます。
【栽培の時期】
発芽適温20℃~25℃。種まきは春まきと秋まきができますが、秋まきのほうがおすすめ。
ただ秋まきは、早すぎると病害虫の被害をうけやすく、遅すぎると葉がまきにくくなるので、適期に種をまきます。(関東地域では8月下旬~9月上旬ごろ)
【種蒔き&間引き】
鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に縁から2cmほど下まで野菜用培養土を入れ、表面を平らにならします。
点まきします。
まき穴は水ようかんなどの容器で作るとよいです。容器を押つけて深さ1cmほどのまき穴を株間20cmぐらいあけて作ります。
1ヶ所につき種を5~6粒まき、土をかけ手で軽くおさえます。
そして、たっぷりと水を与えます。
間引きをします。
本葉がでたら生長の悪いものを間引きし、元気そうなものを残し、2株に。本葉が5~6枚になったら、1ヶ所1本になるように間引きします。
【苗の植えつけ】
市販の苗を購入して植えるともっと簡単です。
苗は葉の色が濃く本葉が5~6枚あるもの。
鉢底石を敷き詰めたプランターに培養土を入れます。
ウォータースペースを2cmほどとり、土をならします。
移植ゴテ(スコップ)で土に穴を掘った後、苗を人差し指と中指で挟んでポットから取り出します。
掘った穴に苗を入れ、まわりから土を寄せて軽く押さえます。株元を少し高くして浅植えにして過湿を防ぎます。複数植える場合は株間を20cmほどとって植えます。
最後にたっぷりと水やりをします。
【肥料&土】
2回目の間引後に化成肥料を追肥します。
その後2週間に1回ほど化成肥料を追肥するか、週1回液肥を水やりを兼ねて施すとよいです。結球をし始めたころに最後の追肥をします。
追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。
【水やり】
土の表面が乾いたら充分に水をやります。
【収穫】
種まきから50日~で収穫できます。
葉がまいてきて、球を押してみてかたく締まってきたら収穫できます。
株の下に包丁を入れて切り取ります。
【病気害虫】
アブラムシ、アオムシなど
害虫の被害が多いので防虫ネットをするとよいです。
防虫テープを使うともっと効果があるようです。
アブラムシは上から飛んでくるので上部に巻きつけ、風で飛ばないようにホチキスで留めます。
【注意すること】
連作障害があります。
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