オクラ
- 分類:アオイ科フヨウ属
- 種類:1年草
- 置き場所:日なた
- 難易度:普通
- コンテナ:大型(深型)
オクラの野菜の栽培、育て方
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オクラはハイビスカスの仲間で、花が咲いた後につく若さやを食べます。
オクラは採れたてのオクラが食べられるだけでなく、花の美しさから観賞用に育てる人も多い野菜です。次々と黄色いきれいな花が咲きます。花も実もどちらも食用にできます。
切り口が5角形のオクラが一般的ですが丸いタイプのオクラもあり、大きくなってもかたくなりにくいので育てやすいです。
【家庭で育てやすい種類】
グリーンスター、ベターファイブ、エメラルドなど
深さが30cm以上のものがよいです。大型プランターなら2株、大型の丸い鉢なら1株が目安。
【育てる環境】
生育適温は20℃~30℃。日当たりのよい場所に置きます。
【栽培の時期】
種まきは春まきができます。20℃以上しないと発芽しないので、5月に入って気温が高くなってからにします。
【種蒔き&間引き】
種は育苗用ポットなどに播くかコンテナに直まきします。皮がかたいので、水に一晩つけて膨らんだものをまきます。
育苗用ポットに鉢底ネットを敷いて種まき用の用土を入れ、表面をならします。
たっぷりと水をかけた後、指で蒔き穴を作り、1つの穴に3粒ずつ種をまきます。
土を薄くかぶせて上から軽く押さえます。
発芽するまでは湿度を維持させるためにぬれた新聞紙などをかぶせておくとよいです。
発芽したら日当たりのよい場所に置き、土が乾いたら水をたっぷりあげます。本葉が3枚以上になるまでの間に間引いて1本にします。(2本でもいいです。)
本葉が3~4枚になったらプランターに植えつけます。
【苗の植えつけ】
鉢底ネットをしき、鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れます。(肥料入りの培養土でない場合は元肥として肥料を混ぜます。)
土は容器いっぱいに入れず、ウォータースペースを2cmほどとります。
植え穴を掘り、苗を掘った穴に入れ、周りから土を寄せて軽く押さえます。
複数植える場合は30cmほど株の間隔をとって植えます。2株まとめて植える方法もあります。株同士が競い合ってより深く根を張るので全体の養分の吸収がよくなります。
その後、水をたっぷりかけます。
害虫対策として防虫ネットをするとよいです。
【肥料&増し土】
植え付け2週間後に化成肥料を追肥します。
その後2週間に1回ほど化成肥料を追肥するか、週1回液肥を水やりを兼ねて施すとよいです。
土が減っていたら増し土をします。
【水やり】
乾燥に弱いので、水切れしないように気をつけます。水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
【収穫】
花が咲いてから1週間後ぐらいには収穫できます。
オクラの実はあっという間に大きくなるので、長さ5~6cmになったらはさみで切り取ります。とり遅れると実がかたくなって味も落ちますし、株も弱ってくるので早めに取ります。
【摘葉】
収穫した実の下の1~2枚を残してその下の葉を取っておくと養分が葉に流れず、上にできる実に集中するので実付きがよくなります。
【病気害虫】
アブラムシ、ハマキムシ、ヨトウムシなど
【注意すること】
連作障害があります。
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