肥料の与え方

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肥料の与え方には大きく分けて元肥(もとごえ)と追肥(ついひ)があります。 元肥はタネやを苗植えつける前に、あらかじめ土の中に混ぜておくものです。 元肥をしておいても水やりや雨などで徐々に流れてしまいます。そこで成長過程で、必要に応じて肥料を足してやるのが「追肥」です。

市販の培養度には元肥のとなる肥料が配合されていることが多いです。元肥の肥料が入っていない培養土や自分でブレンドする場合は肥料を入れる必要があります。

元肥には効き目が穏やかに効く緩効性肥料を使います。有機質肥料のほとんどははこのタイプです。化成肥料には「緩効性」と「速効性」があります。

追肥は大きく分けて化成肥料と液体肥料があります。
追肥は置き肥といって小粒状の化成肥料や固形の有機質肥料を株元から離して土の上に置き、水やりとともに徐々に浸透させていく方法があります。
成長が盛んな時ほどこす場合は、10日に1回程度、緩効性の有機肥料なら20~30日に1回が目安です。
速効性を求めるときは液体肥料を使います。生長の盛んな時は週1回の割合で水やりの代わりに与えます。速効性の肥料はすぐ効く代わりに持続力がないので、継続して与えることが必要です。液肥はそのまま使うものと水で薄めて使うものがあります。必ず所定の濃度かそれよりやや薄めて使います。

元肥を施せばほとんどの場合は初めの1カ月は追肥をする必要はありません。そのため1ケ月ほどでできる栽培期間の短い葉もの野菜などはほとんどの場合追肥する必要がありません。

葉もの野菜でも何度か収穫を楽しむ場合は最初の収穫後に液体肥料を施すとよいです。また、葉色が淡い時や生長がよくないときは追肥します。

実もの野菜は一般的に最初の花や実がついたときから定期的に追肥を施します。

【固形肥料の追肥の方法】
粉末の肥料は根元に触れないように株の周りに播きます。小粒の肥料は穴などをいくつか作って施して土と混ぜます。大粒の肥料は根元に触れないように鉢のふちのへんに軽く押し入れます。どの場合も施した後は水をたっぷりと与えます。水やりのたびに肥料が溶けだして、効き目が長期間続きます。

【液体肥料の与え方】
じょうろに水と水に対する所定の量の液肥を入れて普通の水やりの要領でかけます。液肥は速効性はありますが、効き目は短いので、定期的にほどこします。

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