しそ(大葉)

【しそ(大葉)】
  • 分類:シソ科シソ属
  • 種:好光性種子
  • 置き場所:日なた
  • 難易度:簡単
  • コンテナ:中型・小型

しそ(大葉)の野菜の栽培、育て方

しそ(シソ)


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しそは昔から刺身のつま、てんぷら、サラダなど利用範囲の広い香味野菜です。一度栽培すると種子がこぼれて毎年生えてくるほど雑草なみの強さがあります。暑さに比較的強く、土質も選ばないので作りやすいです。


【家庭で育てやすい種類】
青ちりめん、赤ちりめんなど

【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
深さが14cm以上のものなら鉢でもプランターでもかまいません。

【育てる環境】
生育適温20~25℃。日当たりの良い場所におきますが、半日陰でも育ちます。乾燥には弱いので湿り気気味に栽培します。

【栽培の時期】
種は春まきします。発芽気温は20℃前後なので気温の上がる4月下旬~5月に種をまくとよいです。

【種蒔き&間引き】
種を育苗ポットで育ててプランターに移植する方法もありますが、ここではプランターに直まきする方法を紹介します。
種は一晩水に漬けておくと発芽が早くなります。

鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に用土を入れます。
鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をかけます。
スジまきか全体にばらまきをします。好光性種子なので土をごく薄くかけます。
種まき後10日くらいで発芽します。

発芽して本葉が出始めたら、葉が重ならない程度に間引きをします。 葉ジソとして利用する場合は本葉が5~6枚ごろまでに順次間引きをして株間を15~20cmにします。

【苗の植えつけ】
市販の苗を購入して育てればもっと簡単です。
底石を敷き詰めたプランターに培養土を入れます。(肥料入りの培養土でない場合は元肥として肥料を混ぜます。)
ウォータースペースを2cmほどとり、土をならします。
複数植える場合は、株間を15cm~20cmほどあけて置き、植える位置を決めます。
移植ゴテ(スコップ)で土に穴を掘った後、苗を人差し指と中指で挟んでポットから取り出します。
掘った穴に苗を入れ、まわりから土を寄せて軽く押さえます。
たっぷりと水をやります。

【肥料&土】
植え付け2週間後に化成肥料を追肥します。 その後、2週間に1回ほど化成肥料を追肥するか、週1回7日~10日に1回液肥を水やりを兼ねて施すとよいです。
追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。

【水やり】
土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。

【摘芯】
本葉が10枚くらい出てきたら、収穫を兼ねて先端を切りとって摘心します。 そうするとわき芽が出てきてたくさんの青しそが収穫できます。必要な分だけ摘み取ってもいいです。

【収穫】
しそ(シソ)収穫する時期によって芽ジソ、葉ジソ、穂ジソ、実ジソが楽しめます。 本葉が2枚ごろまでは間引きをかねて切り取って芽ジソとして利用できます。葉じそは30cm以上伸びてきたら下の大きい葉から収穫していきます。 8月~9月になるとつぼみがつき花が咲きます。花穂が伸びてくるので2~3cm開花したら摘み取って穂じぞとして利用できます。
花をそのままにしておくと結実するので、実じそは穂がまだ緑色のうちに収穫します。これは塩漬けなどにも使えますし、翌年のタネまきに使ってもいいです。

【病気害虫】
ハダニ、アブラムシなど。

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