ニラ
- 分類:ネギ科ネギ属
- 種類:多年草
- 種:嫌光性種子
- 置き場所:日なた~半日陰
- 難易度:簡単
- コンテナ:中型
ニラの野菜の栽培、育て方
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ニラはビタミンが豊富な緑黄色野菜の代表。暑さや寒さに強い野菜なので、育てやすいです。
また成長が早く、伸びた葉をカットしても次々と新芽を出すので、何度も楽しむことができます。
初心者は育てやすい苗から始めるのがおすすめ。
【家庭で育てやすい種類】
グリーンベルト、本葉にらなど
【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
深さが20cm以上のものなら鉢でもプランターでもかまいません。
【育てる環境】
生育適温は15℃~25℃。半日かげでも栽培できます。
乾燥には強いが過湿には弱いので水はけの良い場所で育てます。
種から育てる場合は1年目は株を育てて収穫は控えめにして、2年目の春から収穫するとよいです。
【栽培の時期】
発芽適温17℃~22℃。種まきは春まき(3~4月頃)と秋まき(9~10月頃)ができます。苗の植えつけは5~6月ごろ。
【種蒔き&間引き】
鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れ、表面を軽くならします。
鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をかけます。
種をすじまきします。
深さ約1cmぐらいのまき溝を棒や指やなどで作ります。
列と列の間隔(条間)は15cmぐらい。中型のプランターなら2列。
まき溝の中に約1cm間隔で種をまき、周囲の土を寄せてかぶせ、手で軽くおさえます。
その後、たっぷりと水を与えます。
発芽後、密生してきたら間引きし、軽く増し土をします。その後はたっぷりと水を与えます。
さらに草丈10cmぐらいになったら2cm~3cm間隔に間引きします。
【苗の植えつけ】
種からでも栽培できますが、苗を購入して育てるともっと簡単です。
底石を敷き詰めたプランターに培養土を入れます。ウォータースペースを2cmほどとり、土をならします。
苗をくずして4~5本を1株としてまとめ、株間を10~15cmほどとりながら植えます。
株元に土寄せをして、たっぷりと水をやります。
植えつけて2~3日は直射日光に当たらない場所で育てます。
【肥料&土】
植え付け後、2週間に1回ほど化成肥料を追肥するか、週1回液肥を水やりを兼ねて施すとよいです。また、収穫後も追肥をします。
追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。
【水やり】
土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。
【収穫】
1年目は収穫せずに育てるといいですが、収穫してもかまいません。(柔らかいニラが食べられます。)2年目からは葉が伸びて20~25cmになったら収穫時です。
根元から3~4cm残して上部をカットして収穫します。2~3週間後には再び葉が伸び始めて何度も収穫が楽しめます。
ニラはかわいらしい白い花を咲かせますが、花が咲くと葉がかたくなるので、つぼみのうちに収穫します。
ニラは多年草のため1度植えつけると3~4年は収穫ができます。冬になると地上部は枯れてしまいますが、春になると新しい葉を伸ばします。3~4年たつと力がなくなりますので、掘り上げて株分けして3~4本ずつにして植え直します。
【病気害虫】
アブラムシや白班葉枯病など
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