水菜
- 分類:アブラナ科アブラナ属
- 種類:1年草
- 別名:キョウナ)(京菜)
- 置き場所:日なた~半日陰
- 難易度:普通
- コンテナ:中型
水菜の野菜の栽培、育て方
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関西以外では京都から伝わった野菜として「京菜」と呼ぶことも多いようです。
水菜は株間を開けて育てるとかなり大きく育ち、密にすると1株は小さくなります。どちらでもプランターで育てられますが、小株から中株ぐらいがよいと思います。
【家庭で育てやすい種類】
京みぞれ、ミブナ(ミズナの変種)、なら京錦壬生菜など。
【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
大きく育てるなら深さが20cm以上の鉢やプランターを使います。
【育てる環境】
生育適温は15℃~25℃。直射日光の当たらない半日かげに置きます。
【栽培の時期】
発芽適温15℃~20℃。春まき、秋まきができます。
大株で収穫したい場合は秋まきがよいです。
9月~10月に種まきすると12月~1月ぐらいに収穫できます。
【種蒔き&間引き】
鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れ、表面を軽くならします。
鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をかけます。
種をすじまきします。
種は皮が固くて発芽しにくいので一晩水につけておくと発芽しやすくなります。
深さ約1cmぐらいのまき溝を棒や指やなどで作ります。
列と列の間隔(条間)は10~15cmぐらい。中型のプランターなら2列。
まき溝の中に約1cm間隔で種をまき、周囲の土を寄せてかぶせ、手で軽くおさえます。
その後、たっぷりと水を与えます。
2~3回間引きします。
本葉が1~2枚になってきたら、生長の悪いものを間引きし元気そうなものを残し、株間を2~3cmになるようにます。
本葉が3~4枚になってきたらさらに間引きして株間が4~5cmくらいになるようにします。
間引かずもっと密にして育ててもいいし、大株にしたい時は株間が10cmぐらいになるように間引きます。
間引いた後は軽く土寄せします。
【肥料&土】
2回目の間引後に化成肥料を追肥します。またはその後、週1回液肥を水やりを兼ねて施すとよいです。
追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。
【水やり】
乾燥に弱いので、乾燥状態が続かないように気をつけます。
土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。
【収穫】
草丈が15cm以上になったらそろそろ食べごろ。外葉から摘んでサラダなどで食べるとよいです。
種まきから1ヶ月、草丈が20~30cmくらいまで伸び、葉の色が濃くなったら収穫時です。
根元のほうを握り、1株ずつ引き抜きます。
【病気害虫】
アブラムシ、ヨトウムシ、アオムシなど
虫が付きやすいので6月から9月頃の種まきは避けるか防虫ネットをします。
【注意すること】
寒い時期に育てる場合は、穴の開いたトンネルシートで防寒対策をするとよいです。
穴が開いたトンネルシートがなかったら大型の透明な袋を用意し、穴をあけて使います。
連作障害があります。
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