パセリ

【パセリ】
  • 分類:セリ科オランダゼリ属
  • 種類:二年草
  • 種:好光性種子
  • 置き場所:日なた~半日陰
  • 難易度:普通
  • コンテナ:中型・小型

パセリの野菜の栽培、育て方

パセリ


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パセリはビタミンCやミネラルを多く含み、洋食の付け合わせだけでなく、サラダやスープ、サンドイッチなどにも利用されています。
冷涼な気候を好み、25℃以上の高温になると生育が悪くなります。寒さに割合と強く、霜よけすれば越冬できます。
収穫期間が長く、作りやすい野菜なので、タネ蒔き期をうまく組み合わせれば、ほとんど1年中収穫できます。

【家庭で育てやすい種類】
パラマウント、グランドパセリーなど

【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
深さが15cm以上の鉢やプランターを用意します。標準プランターなら3株。

【育てる環境】
生育適温は15℃~25℃。日当たりのよい場所を好みますが、半日陰の場所でも育てられます。
暑さに弱いので夏はできるだけ涼しい場所に移すか、すだれなどをかけて日よけします。

【栽培の時期】
発芽適温20℃前後。春まき(3月~6月ごろ)が一般的ですが、秋まきもできます。

【種蒔き&間引き】
※パセリは種からも育てられますが、発芽しにくく育苗に時間がかかるので、初心者は苗を植え付けるほうがおすすめです。
種を育苗ポットで育ててプランターに移植する方法もありますが、パセリは移植を嫌うので、ここではプランターに直まきする方法を紹介します。
鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に種まき用土を入れます。
鉢底から水が流れ出るまで水をかけます。
株間を6~7cmとって1ヶ所に4~5粒ずつ点まきし、好光性種子なのでごく薄く土をかけます。
種が流れてしまわないように気をつけながら、たっぷりと水を与えます。
水で濡らした新聞紙をかぶせておくと発芽しやすいです。
発芽するまで10日以上かかります。
発芽し始めたら新聞紙は取り除きます。

間引きをします。
本葉が2~3枚ごろまでに間引きをして、2~3本にします。
本葉が5~6枚ごろまでに1ヶ所1本に間引きします。

【苗の植えつけ】
市販の苗を購入して植えるともっと簡単です。
底石を敷き詰めたプランターに培養土を入れます。ウォータースペースを2cmほどとり、土をならします。

複数植える場合は、苗の間を15cmほどあけて置き、植える位置を決めます。
移植ゴテ(スコップ)で土に穴を掘った後、苗を人差し指と中指で挟んでポットから取り出します。
掘った穴に根鉢はくずさないように苗を入れ、まわりから土を寄せて軽く押さえます。
その後、たっぷりと水をやります。

【肥料】
植え付け2週間後に化成肥料を追肥します。
その後、2週間に1回ほど化成肥料を追肥するか、7日~10日に1回液肥を水やりを兼ねて施すとよいです。
追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。
収穫期間が長いので肥料切れに注意しますが冬は追肥はしなくてよいです。

【水やり】
土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。
水切れすると葉が黄色くなり風味が落ちるので水切れしないように注意します。

【収穫】
パセリ 本葉が10枚以上になってきたら株の混んでいるところは1株おきぐらいに抜き取って間引き収穫します。
残した株は葉数が13~15枚以上になったら順次下葉から収穫します。

一度にたくさん葉を摘まないように気をつけます。株を弱らせないためにいつでも1株に8枚以上の葉があるように収穫します。

【病気害虫】
軟腐病、キアゲハ、アブラムシなど<。/p>

【注意すること】
秋に植えた株は冬を越し、その年の5月ごろ花が咲きます。
花がつくと葉が堅くなり香りも弱まるので、花茎は切り落とします。
冬は室内の温かい窓辺などで管理するとよいです。

連作障害があります。


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