高菜(タカナ)

【高菜】
  • 分類:アブラナ科アブラナ属
  • 種:好光性種子
  • 置き場所:日なた
  • 難易度:簡単
  • コンテナ:中型

高菜(タカナ)の野菜の栽培、育て方

高菜


Sponsored Link

高菜(タカナ)は九州地方を中心によく作られている野菜でカラシナ(からし菜)の一種です。お漬物としてよく食べられます。葉や茎が柔らかく、少し辛味があるのが特徴です。

【家庭で育てやすい種類】
三池高菜、赤大葉高菜など

【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
根が伸びるので20cm以上の深めのプランターを使ったほうがよいです。

【育てる環境】
生育適温は15~25℃。幼苗期には比較的暑さ、寒さに強いのですが、生長してくると寒さに弱くなります。

【栽培の時期】
種まきは秋まきができます。冬を越して1~2月に収穫するとよいです。

【種蒔き&間引き】
鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れ、表面を軽くならします。
鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をかけます。
種をすじまきします。
深さ約1cmぐらいのまき溝を棒や指やなどで作ります。

高菜 種まき プランター菜園列と列の間隔(条間)は10~15cmぐらい。
まき溝の中に約1cm間隔で種をまき、周囲の土を寄せてかぶせ、手で軽くおさえます。
その後、たっぷりと水を与えます。
(種をポットで育ててプランターに定植してもいいです。タネをポット苗に4~5粒まき、 本葉3枚ぐらいまでに1株に。本葉6~7枚で定植します。)

双葉が開き始めたら、生長の悪いものを間引きし、元気そうなものを残し3cm間隔ぐらいに。本葉が3~4枚になったら7~15cm間隔(お好みで)ぐらいになるようにします。
高菜は株間をあけて白菜のように大きく作ることもできますが、プランター栽培ではやや密に栽培するとよいと思います。

防寒対策
タカナ 穴のあいたシートを使って防寒対策をするとよいです。 アーチ支柱を3本等間隔でプランターにさして、上から穴あきシートをかぶせて裾を麻ひもなどを使って留めます。

【苗の植えつけ】
苗を植えて育てることもできます。
底石を敷き詰めたプランターに培養土を入れます。ウォータースペースを2cmほどとり、土をならします。
複数植える場合は、株間を10~20cmほどあけて置き、植える位置を決めます。
移植ゴテ(スコップ)で土に穴を掘った後、苗を人差し指と中指で挟んでポットから取り出します。
掘った穴に苗を入れ、まわりから土を寄せて軽く押さえます。同じようにして、ほかの株も植えます。

たっぷりと水をやります。

【肥料&土】
2回目の間引後に化成肥料を追肥します。
その後、2週間に1回ほど化成肥料を追肥するか、週1回液肥を水やりを兼ねて施すとよいです。追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。

【水やり】
土の表面が乾いたら充分に水をやります。

【収穫】
からし菜 草丈が25~30㎝ぐらいになったら収穫できます。
年内にとる場合は、株が大きくなったら、株元から切り取って収穫。
冬越させて、翌年に収穫する場合は、かきとり収穫といって外側の葉から一枚づつかきとって(茎の下の部分を少し残して)収穫をすると長く収穫できます。
春先にトウ立ちしたらつぼみの先端(花蕾)は切り取って収穫し、料理に使うといいです。

【病気害虫】
アブラムシなど

【注意すること】
連作障害があります。

Sponsored Link

サブコンテンツ

Sponsored Link

rakuten

このページの先頭へ