ゴーヤ(ニガウリ)
- 分類:ウリ科ツルレイシ属
- 別名:ニガウリ、レイシ
- 種類:1年草
- 置き場所:日なた
- 難易度:簡単
- コンテナ:大型(深型)
ゴーヤ(ニガウリ)の野菜の栽培、育て方
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ゴーヤは「にがうり」「レイシ」とも呼ばれ、沖縄や鹿児島の野菜として知られています。暑さや病害虫に強いので初めてでも育てやすい野菜です。種類は豊富で、苦みの少ない品種もあります。
つるが伸びて葉が茂るのでグリーンカーテンにもできます。
【家庭で育てやすい種類】
太れいし、白れいしなど。
【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
深さが30cm以上必要です。大型プランターなら2株、大型の丸い鉢なら1株。
【育てる環境】
生育適温は25℃~28℃。日当たりがよく、風通しのいい場所に置きます。
【栽培の時期】
種まきは春まきができます。20℃以下では発芽しないので、5月になって気温が高くなってからまくとよいです。
【種蒔き&間引き】
種は1晩水につけてからまくとよいです。
育苗ポットに鉢底ネットを敷いて培養土を入れ、表面をならします。
1つのポットに2粒まき、土を薄くかぶせて上から軽く押さえ、たっぷりと水をやります。
発芽して本葉が開いたら1本に間引いて育てます。週に1回ほど液肥を水やりを兼ねて施します。種まきから30日、本葉が3~4枚頃になったらプランターに植えつけます。
【苗の植えつけ】
種から育てることもできますが、苗から育てると簡単です。
鉢底ネットをしき、鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れます。(肥料入りの培養土でない場合は元肥として肥料を混ぜます。)
土は容器いっぱいに入れず、ウォータースペースを2cmほどとります。
植え穴を掘り、苗を掘った穴に入れ、周りから土を寄せて軽く押さえます。
複数植える場合は株間を30~40cmとって植えます。
その後、水をたっぷりかけます。
支柱の立て方
苗を植え付けたら支柱を立てておきます。
支柱を立て、竹などの横棒もつけ、支柱を強化します。さらにひもなどをかけて巻きひげがまきつきやすいようにします。
ゴーヤ(ニガウリ)はつるがよく伸びるので、ネットを張ったり、トレリス(植物をからませるための格子)やフェンスなどを利用すると楽です。
【肥料】
植え付け2週間後に化成肥料を追肥します。
その後、2週間に1回ほど化成肥料を追肥するか、週1回液肥を水やりを兼ねて施すとよいです。
追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。
【水やり】
土の表面が乾いたら、水をたっぷりあげるようにします。実が付いたら水切れさせないように気をつけます。
わき芽かき
本葉が6~7枚になったら主枝(親づる)の先端を摘み取り、子づるを伸ばすようにします。子づるも伸びてきたら元気な3~4本を残し、ほかの子づるは付け根で切り取ります。
受粉
ニガウリは雄花と雌花が別々なので雄花が咲いたら人工授粉するとよいです。花の下に小さなふくらみのあるのが雄花です。
雄花を根元からとり、おしべを雌花のめしべにかるくつけます。
雄花は午後にはしぼんでしまうので午前中に行います。
人工授粉に使った雄花は料理に使えます。
【収穫】
花が咲いてから20日後ぐらいで収穫できます。
実の大きさは品種によって違うので、濃い緑色になり表面のこぶが充分に膨らんできたら収穫時です。実の上をハサミで切ります。取り遅れると黄色になって割れます。
【病気害虫】
ウドンコ病など。
【注意すること】
連作障害があります。
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