(ミニ)キャベツ
- 分類:アブラナ科アブラナ属
- 種類:1年草
- 置き場所:日なた~半日陰
- 難易度:普通
- コンテナ:大型
(ミニ)キャベツの野菜の栽培、育て方
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キャベツは季節に合わせた品種がつくられ、一年中出荷されています。
春を中心に出回る春系キャベツ、冷涼地で栽培される夏秋キャベツ、寒玉ともいわれ、球がしっかり締まっている冬キャベツなどがあります。
また、ミニキャベツは一般的なキャベツのおよそ半分600~800g程度の小ぶりなキャベツです。
【家庭で育てやすい種類】
プランター栽培ではミニ品種がおすすめ。
このみ姫、みさきなど。
【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
深さが30cm以上のものがよいです。口径30cm以上の鉢に1株、大型プランターに1株(ミニキャベツなら2株)が目安。
【育てる環境】
生育適温は15℃~25℃。冷涼な気候を好みます。
【栽培の時期】
種まきは春まき、夏まき、秋まきができますが、害虫の少ない秋まきがおすすめです。秋まきだと翌年の春から初夏に収穫できます。
【種蒔き&間引き】
鉢底石を入れた育苗ポットに培養土を入れ、表面を軽くならします。
鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をかけます。
ポットにタネを4~5粒まき、種が流れてしまわないように気をつけながらたっぷり水を与えます。 そして、防虫ネットで害虫から苗を守るとよいです。
本葉が3~4枚になるまでに間引きをして1本にします。
本葉が5~6枚になったらプランターなどに植えつけします。
【苗の植えつけ】
種からでも育てられますが、温度管理が難しいので市販の苗を購入して植えると簡単です。
苗は本葉が5~6枚ある苗を選びます。
鉢底ネットをしき、鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れます。(肥料入りの培養土でない場合は元肥として肥料を混ぜます。)
土は容器いっぱいに入れず、ウォータースペースを2cmほどとります。
苗をポットから取り出し、掘った穴に入れ、周りから土を寄せて軽く押さえます。株元を少し高くして浅植えにして過湿を防ぎます。
複数植える場合は株間を20~30cmぐらいとって植えます。
その後、鉢底から流れ出るくらいにたっぷりと水をやります。
【肥料&土】
植え付け2週間後に化成肥料を追肥します。
その後、2週間に1回ほど化成肥料を追肥するか、週1回液肥を水やりを兼ねて施すとよいです。結球をし始めたころに最後の追肥。追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。
【水やり】
土の表面が乾わいてきたら、鉢底から水が流れ出るまで与えます。
根ぐされしやすいので、やり過ぎには注意します。
【収穫】
葉の中央にできる結球をおしてかたく締まっていたら収穫できます。
【病気害虫】
コナガ、ヨトウムシ、アオムシなどが多く発生。
害虫が付きやすいので防虫ネットをしたほうがよいです。
【注意すること】
キャベツが結球しないことがあります。原因は植え付けの時期の遅れ、日照が足りなかったり、肥料不足などいろいろ考えられます。そのまま続けても結球することはないので、元から切り取ります。
連作障害があります。
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