枝豆
- 分類:マメ科
- 置き場所:日なた
- 難易度:簡単
- コンテナ:大型(深型)
枝豆の野菜の栽培、育て方
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枝豆は育てるのが難しそうなイメージがありますが、丈夫で病害虫も少ないので簡単に育てられ、初心者にお勧めです。
マメ類はたんぱく質を豊富に含んだ野菜です。
日本で栽培されているマメ類は13種類ほどあり、ダイズ(エダマメ)、インゲン、ササゲ、エンドウ、ソラマメ、ラッカセイなど。エダマメは大豆の若い緑色のさやを利用します。大豆には夏ダイズと秋ダイズがあり、枝豆としては夏ダイズの早生種が多くつかわれています。
【家庭で育てやすい種類】
枝豆は早生(わせ:収穫まで70~80日)、中生(なかて:収穫まで85日前後)、晩生(おくて:収穫まで90日以上)などのタイプがあります。
プランター栽培では栽培期間が短くてコンパクトな早生種がおすすめです。
早生種では「奥原早生」、「白鳥」など。
【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
口径24cmの鉢に1株、幅65cmのプランターに3~4株が目安。深さが20cm以上のものがよいです。
【育てる環境】
生育適温は18℃~28℃。できるだけ日当たりのよい場所に置きます。
【栽培の時期】
春まき(4月~5月ごろ)ができます。
【種蒔き&間引き】
鉢底石を敷き詰めたプランターに培養土を入れます。
ウォータースペースを2cmほどとり、土をならします。
まき穴は水ようかんなどの容器で作るとよいです。容器を押つけて深さ2cmほどのまき穴を15cm~20cm間隔で作ります。
1つの穴に3粒ずつ種をまきます。種が大きいのでやや深め植えても大丈夫です。
土を薄くかぶせて上から軽く押さえ、たっぷりと水をやります。
タネまき時には鳥害に注意します。防虫ネットをかけておくと効果があります。
本葉が育ってきたら、間引きをして1ヶ所2本にします。(小さめのプランターなら1ヶ所1本でもよいです。)
【苗の植えつけ】
苗を買って育てることもできます。
鉢底ネットをしき、鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れます。(肥料入りの培養土でない場合は元肥として肥料を混ぜます。)
植え穴を掘り、苗を掘った穴に入れ、周りから土を寄せて軽く押さえます。
土は容器いっぱいに入れず、ウォータースペースを2cmほどとります。
複数植える場合は20cmほど間隔をとって株を植えます。
その後、水をたっぷりかけます。
防虫ネットをしたほうがいいです。
【肥料&土】
追肥はあまり必要ありません。花が咲き始めたら化成肥料を追肥します。追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。
【水やり】
土の表面が乾わいてきたらたっぷりと与えます。
乾燥を嫌うのでこまめに水やりをします。
【収穫】
開花してから40日前後ぐらいから収穫できます。
さやが膨らんできたら子実がかたくならないうちに収穫します。とり遅れるとマメが硬くなります。株ごと抜いてもいいですし、ふくらんださやから1つ1つ摘み取って収穫してもよいです。
枯れるまでおいておくと大豆として収穫できます。大豆を収穫したい場合は晩生種のほうがいいです。
【病気害虫】
アブラムシ、カメムシ、ハダニなど。
【注意すること】
連作障害があります。
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