さやえんどう(エンドウ豆)


【さやえんどう(エンドウ豆)】
  • 分類:マメ科エンドウ属
  • 置き場所:日なた~半日陰
  • 難易度:普通
  • コンテナ:大型、(深型)

さやえんどう(エンドウ豆)の野菜の栽培、育て方

さやえんどう



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えんどうまめには、実がふくらむ前の若いサヤを食べるのがサヤエンドウ、マメをさやから取り出して食べるのがグリンピース、サヤごと食べるのがスナップエンドウです。
また、草丈が高くなる「つるあり種」と草丈の低い「つるなし種」の品種があります。


【家庭で育てやすい種類】
プランターではつるなし種を選ぶとよいです。「赤花つるなし」なと。

【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
(つるなし)深さが20cm以上のものがよいです。
(つるあり)深さが25cm以上のものがよいです。

【育てる環境】
生育適温は15~20℃です。寒さに強いので冬越しできます。日当たりの良い場所に置きます。

【栽培の時期】
発芽適温15~20℃。秋の終わり(10月下旬~11月上旬)に種をまいて5月ごろ収穫できます。タネまきが早くて大きく育った状態だと寒さで傷んで冬越しできないことがあり、小さいと春になってからもあまり育たないのでタネまきの時期に注意します。

【種蒔き&間引き】
鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れ、表面を軽くならします。
土は容器いっぱいに入れず、ウォータースペースを2cmほどとります。
鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をかけます。
まき穴は水ようかんなどの容器で作るとよいです。容器を押つけて深さ2cmほどのまき穴を30cm間隔で作ります。
1つの穴に3粒~4粒ずつ種をまきます。
土を薄くかぶせて上から軽く押さえ、静かに水をやります。 タネまき時には鳥害に注意します。本葉が出るまでは防虫ネットなどをかけておくと効果があります。
約1週間ほどで発芽します。
発芽して7~8cmになったら、元気そうなものを残し生長の悪いものを間引きし1ヶ所2株にします。(1ヶ所1本にして大きく育てることもできます。)

【苗の植えつけ】
えんどうまめ 種からでも育てられますが、市販の苗を購入して植えると簡単です。
大きな苗を植え付けると寒さの被害にあうので本葉が3~4枚の小苗を植えるとよいです。

鉢底石を敷き詰めたプランターに培養土を入れます。
ウォータースペースを2cmほどとり、土をならします。
複数植える場合は株間は20cm以上あけて苗を置きます。
移植ゴテ(スコップ)で土に穴を掘った後、苗を人差し指と中指で挟んでポットから取り出します。
掘った穴に苗を入れ、まわりから土を寄せて軽く押さえます。
最後にたっぷりと水やりをします。

【支柱立て】
えんどうまめ生長し、つるが伸びてきたら支柱を立てて誘引します。
つるありは2m、つるなしは1mぐらいの支柱を立てて、つるを誘引します。つるあり種は支柱とネットがセットになっているものを使うといいです。
実がなってくると株の重さがかかるので支柱はしっかりたてます。

【肥料&土】
花が咲くころと実がつき始めるころに化成肥料を追肥します。追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。

【水やり】
土の表面が乾いたら充分に水をやります。加湿を嫌うので少し乾燥気味に育てますが、さやが出来てきたら水を少し多めにします。

【収穫】
下から順に花が咲いてさやがつきます。 さやえんどうは開花後2週間後ぐらいで中のマメがまだあまり膨らんでいない若いさやをとります。

【病気害虫】
アブラムシ、ハダニ、ハモグリバエなど

【注意すること】
連作障害があります。


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