イタリアントマト


【イタリアントマト】
  • 分類:ナス科ナス属
  • 種類:1年草
  • 置き場所:日なた
  • 難易度:簡単
  • コンテナ:大型

イタリアントマトの野菜の栽培、育て方

イタリアントマト プランター菜園


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イタリアントマトはおもにヨーロッパでつくられている加熱調理用に向くトマトです。日本で一般的に作られているトマトよりも水分が少なく、肉厚です。
ここでは2014年3月16日に放送された「趣味の園芸」での栽培方法を紹介します。

【家庭で育てやすい種類】
ここではシシリアンルージュを育てます。(支柱栽培タイプです。)

【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
深さが30cm以上のものがよいです。

【育てる環境】
生育適温25~30℃。日当たりのよい場所に置きます。

【栽培の時期】
春にまきます。

【種蒔き】
育苗ポットに鉢底ネットを敷いて培養土を入れ、表面をならします。
ペットボトルのキャップを育苗ポットの中央に押し当て、深さ1cmほどのまき穴を作ります。
種は等間隔になるように5粒まきます。土を軽くかぶせて上から軽く押さえ、たっぷりと水をやります。
イタリアントマト プランター菜園まだ寒いのでスーパーで売られているフルーツなどが入っていたフードパックの中に育苗ポットを入れて育てます。ふたの部分に目打ちなどで換気用の穴(5カ所ほど)をあけ、 中に育苗ポットを入れふたを閉じれば、ミニ保温室として利用することができます。
温度が5度以下にならないように管理し、気温が下がる夜などは室内に入れます。
双葉が出たら1回目の間引きをして、3本にします。
間引き後はフードパックのふたを開けて育てます。 本葉が2~3枚になったら2回目の間引きをして1本にします。
本葉が7枚になり、つぼみがついたら植えつけます。

【苗の植えつけ】
鉢底ネットをしき、鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れます。(肥料入りの培養土でない場合は元肥として肥料を混ぜます。)
土は容器いっぱいに入れず、ウォータースペースを2cmほどとります。
イタリアントマト プランター菜園中央に植え穴を掘り、苗を斜めに傾けて植えます。斜めに植えると茎の根元の部分が土に触れる部分が多くなるので、底から根がたくさん出てくるため。たくさんの根が出ると水や養分の吸収がたくさんできるため、より大きく育つ。
仮支柱を立て、その後、鉢底から流れ出るまで、水をたっぷりかけます。

【支柱立て】
イタリアントマト プランター菜園苗を植え付けたら仮支柱を立てておきます。麻ひもで支柱と枝を8の字で結びます。
枝が伸びてきたら本支柱を立てます。長さ2mぐらいの支柱を3本立て上をひもで束ねます。茎が伸びてきたら誘因をします。



【肥料】
最初の実が膨らんできたら化成肥料を追肥します。その後、2週間に1回ほど化成肥料を追肥するか、週1回液肥を水やりを兼ねて施すとよいです。

【水やり】
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。

【わき芽取り】
イタリアントマト プランター菜園 葉の付け根から出ているのがわき芽。伸ばすと養分を取られるので第一花房より下の脇芽は大きくならないうちにすべて摘み取ります。





【収穫】
イタリアントマト プランター菜園 6月下旬ぐらいから収穫できます。



【病気害虫】
アブラムシ、ハムシ、オンシツコナジラミ、ウイルス病など。

【注意すること】
連作を嫌います。

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