小玉スイカの栽培の栽培、育て方

【小玉スイカ】

• 分類：ウリ科スイカ属
• 種類：１年草
• 置き場所：日なた
• 難易度：難しい
• コンテナ：大型（深型）

Sponsored Link

スイカでも小玉スイカならプランターで育てることができます。

【適したコンテナ（プランター、鉢など）】
深さが３０cm以上のものがよいです。

【家庭で育てやすい種類】
ひとりじめ、マダーボールなど。

【育てる環境】
日当たりのよい場所に置きます。高温、乾燥を好みます。

【栽培の時期】
寒いのが苦手なので５月頃、最低気温が１６℃以上になってから植えつけます。

【苗の植えつけ】
種から育てると温度管理などが難しいので、苗を購入すると簡単です。
苗は本葉が３～４枚ついていて葉の色が濃い苗を選びます。接ぎ木苗のほうがおすすめです。
鉢底ネットをしき、鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れます。（肥料入りの培養土でない場合は元肥として肥料を混ぜます。）湿った土が苦手なので鉢底石は少し厚め（３～４cm）に敷きます。
土は容器いっぱいに入れず、ウォータースペースを２cmほどとります。
中央に植え穴を掘り、根鉢を崩さないように苗を掘った穴に入れ、苗が地表より少し高くなるように植え、軽く押さえます。
そして、たっぷりと水を与えます。

支柱の立て方
苗を植え付けたら支柱を立てます。あんどん支柱を使うとつるをらせん状い絡ませ、上へと伸ばし、スイカを空中に実らせます。
（苗が小さいうちは仮支柱を立てるとよいです。２０cmぐらいの棒、割りばしなどを株元から2cmほど離して斜めにさし、茎に麻ひもをかけ割りばしに結び付けます。風などが吹いても倒れにくくなります。）

防寒対策
最高気温が２５℃ぐらいになるまでは防寒対策をします。透明な袋で覆います。 袋が小さい場合は支柱の先端が出ても構いません。

麻ひもなどで袋の口を閉じます。
蒸れない様に袋の上部の一ヶ所をはさみで切り取り、通気用の穴をあけます。
最高気温が２５度を超えたら袋は外します。

【肥料＆土】
実がついたら化成肥料を追肥します。 その後２週間に1度追肥します。

【水やり】
土の表面が乾いたら水をたっぷりあげるようにします。

摘芯＆誘引・３本仕立て
本葉が７～８枚になったら親づるの先端を摘芯します。本葉５～６枚を残して、摘心します。
子づるが伸びてきたら、生育の良い子づる２本を伸ばし、支柱に誘引します。他の子づるや孫づるは摘み取ります。

人工授粉
確実に実をつけるにはベランダでは人工授粉をするとよいです。人工授粉は朝の９時頃までに行います。２番目の雄花が咲いたら人工授粉をします。
花の下が膨らんでいる雌花に実がなります。花びらをとった雄花の花粉を、雌花の先につけます。

摘果
子づるに最初についた雄花は摘み取り、２番目の雄花を成長させます。１本のつるに１個になるようにそれ以上に実がついた場合は、株元に近い形の悪い実を摘み取ります。
実が膨らんできたら、ネットやひもでつるします。ひもは支柱に結んではずれないようにします。

【収穫】
開花後３５～４０日ぐらいで収穫できます。収穫の少し前から水やりを控えると甘いスイカになります。

【病気害虫】
炭そ病、ウドンコ病、害虫ではアブラムシ、ウリハムシ、ハダニなど。 アブラムシよけのためにアルミ箔を一度くしゃくしゃにして伸ばしたものを鉢に敷くといいです。

【注意すること】
連作障害があります。

Sponsored Link