唐辛子
【唐辛子】
- 分類:ナス科トウガラシ属
- 種類:1年草
- 置き場所:日なた~半日陰
- 難易度:普通
- コンテナ:大型(深型)
唐辛子の野菜の栽培、育て方
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トウガラシ、ピーマン、ししとうなどはどれも同じ仲間で、辛みのある品種を唐辛子と呼びます。
唐辛子は世界で最も広く栽培されている香辛料。辛味のある品種の代表的なものに鷹の爪、本鷹など。辛みの成分はカプサイシンで、食欲を増進させ、血行をよくする働きがあります。
丈夫で育てやすいのでガーデニング初心者に向いています。また、緑色の葉と赤い実のコントラストは観賞用としても美しいです。
【家庭で育てやすい種類】
タカノツメ、日光トウガラシなど
【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
深さが30cm以上のものがよいです。
【育てる環境】
生育適温は25℃~30℃で高温を好みます。日当たりのよい場所に置きます。
【栽培の時期】
苗の植えつけは5月になって暖かくなるのを待ってから植えたほうがよいです。
【種蒔き】
種から育てることもできますが、難しいので苗から植えつけたほうが無難です。
【苗の植えつけ】
苗は本葉が7~8枚で一番花のつぼみがついているか咲き始めている苗がよいです。
鉢底ネットをしき、鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れます。(肥料入りの培養土でない場合は元肥として肥料を混ぜます。)
土は容器いっぱいに入れず、ウォータースペースを2cmほどとります。
中央に植え穴を掘り、根鉢を崩さないように苗を掘った穴に入れ、周りから土を寄せて軽く押さえます。複数植える場合は株間を30cmぐらいとって植えます。
その後、水をたっぷりかけます。
【支柱立て】
苗を植え付けたら支柱を立てておきます。
支柱を株から少し離れた場所にさします。苗が大きくなってきたら麻ひもで8の字に結びつけます。きつく縛らず余裕を持たせます。
唐辛子は株の上にたくさんの実をつけるので、状況に応じて2週間後ぐらいにに長さ130㎝ほどの支柱に変えるとよいです。
わき芽取り
一番花(一番初めに咲く花のこと)が咲くとその下に2~3本のわき芽が出ます。そのわき芽を2本伸ばして3本仕立てにして、それ以下のわき芽は早めにつみます。
【肥料&土】
植え付け2週間後に化成肥料を追肥します。
その後、2週間に1回ほど化成肥料を追肥するか、週1回液肥を水やりを兼ねて施すとよいです。
土が減っていたら増し土をします。
【水やり】
土の表面が乾わいてきたら、鉢底から水が流れ出るまで与えます。乾燥に弱いです。
【収穫】
花が咲いた後実がつきます。
青トウガラシは果実が5cmほどになったら収穫できます。赤唐辛子より強い辛みが楽しめます。
赤唐辛子は赤く色づいたものから収穫します。1つずつ切ってもよいし、枝ごと切って収穫してもよいです。生で味わってもいいし乾燥させて保存もできます。乾燥させる場合は風通しのよい日陰につるすとよいです。
秋になり株が枯れてきたら株ごと引き抜いて乾燥させます。
【病気害虫】
あまり心配ありません。
【注意すること】
連作をきらいます。
おまけ
トウガラシをオリーブオイルにつけておくとトウガラシオイルができます
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