ズッキーニ
- 分類:ウリ科
- 種類:1年草
- 難易度:普通
- コンテナ:大型
ズッキーニの野菜の栽培、育て方
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ズッキーニは形はきゅうりに似ていますが、別名「つるなしかぼちゃ」とも呼ばれていてかぼちゃの一種です。
つるが伸びないのでベランダでも育てやすいです。果皮の色が黄色や薄緑色、形もスティック型や丸型など様々な品種があります
。プランター栽培ではミニ品種がおすすめです。
【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
深さが30cm以上のものがよいです。放射状の葉を広げて育つので栽培スペースがいります。
【家庭で育てやすい種類】
グリーンストカ、オーラム、ミニズッキーニのバンビーノなど
【育てる環境】
生育適温は20℃~28℃。日当たりのよい場所に置きます。
【栽培の時期】
発芽適温25℃~30℃。春まきができます。
種まきで育てる場合は暖かい環境で育苗します。苗を植え付ける場合も気温が十分上がってから植えつけます。
【種蒔き】
種は育苗用ポットなどに播いて育てます。
育苗用ポットに鉢底ネットを敷いて種まき用の用土を入れ、表面をならします。
指で3ヶ所に深さ1cmの蒔き穴を作り、1つの穴に1粒ずつ種をまきます。
土を薄くかぶせて上から軽く押さえ、たっぷりと水をやります。
種まきから1週間後発芽して双葉が大きく開いたら、3本のうち1本間引いて2本にします。
1回目の間引きから1週間ぐらいで本葉が1枚伸びてきます。
本葉が開いたら状態のいい1本を残し、もう1本は間引いて1本にします
本葉が3~4枚になったらプランターなどに植えつけます。
【苗の植えつけ】
種から育ててもいいのですが、苗を購入するともっと簡単です。
苗は本葉が3~4枚ついてしっかりした苗を選びます。
鉢底ネットをしき、鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れます。(肥料入りの培養土でない場合は元肥として肥料を混ぜます。)
植え穴を掘り、苗を掘った穴に入れ、周りから土を寄せて軽く押さえます。
土は容器いっぱいに入れず、ウォータースペースを2cmほどとります。
その後、水をたっぷりかけます。
【肥料&土】
植え付け2週間後に化成肥料を追肥します。その後、2週間に1回ほど化成肥料を追肥します。追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。
【水やり】
土の表面が乾いたら、水をたっぷりあげるようにします。
人口受粉
ズッキーニは雄花と雌花が別々なので、雄花が咲いたら人工授粉するとよいです。
根本にふくらみのあるのが雌花です。雄花を根元からとり、おしべを雌花のめしべにかるくつけます。
雄花は午後にはしぼんでしまうので午前9時ごろまでに行います。
人工授粉に使った雄花は料理に使えます。
【収穫】
人工授粉後1週間前後、長さが10~15cmぐらいになったら収穫どきです。あまり大きくなり過ぎないうちに早めに収穫します。
【病気害虫】
ウドンコ病、害虫ではアブラムシ、ウリバエ、ハダニなど
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