さつまいも
- 分類:ヒルガオ科サツマイモ属
- 置き場所:日なた
- 難易度:簡単
- コンテナ:大型
さつまいもの野菜の栽培、育て方
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サツマイモは熱帯原産で高温を好みます。また、乾燥にも強く日当たりのよい場所での栽培が適しています。
【家庭で育てやすい種類】
ベニアズマ、鳴門金時など
【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
深さが30cm以上必要です。口径30cmの鉢に1株、幅65cmのプランターに2株が目安。
【育てる環境】
生育適温は20℃~30℃。強い日差しと高温を好み、乾燥にも強いです。
【栽培の時期】
4月から6月ごろに苗を植えます。
つる苗
つる苗(根がついていないつるを切り取った状態の茎)を購入して育てます。つる苗は5月頃に園芸店などに出回ります。
【苗の植えつけ】
サツマイモは「つる苗」や「さし苗」と呼ばれるつるの一部を切り取った苗から育てます。
植えつけると葉の付け根「節」と呼ばれる部分の下にイモができます。
葉が5~6枚ついていて茎が太くしっかりとしたつる苗を購入します。
植付ける前に一晩吸水させてから植えるとよいです。
鉢底ネットをしき、鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れます。
植え方はいろいろありますが、苗が長い場合は水平植え、丸鉢や苗が短い時は斜め植えをするとよいです。
深さ5~6cmの溝を掘り、つるの3~4節を土の中に埋め、葉だけ土の上に出します。複数植える場合は30cm~35cm開けて植えます。
植付け後、1週間くらいでつる先が伸びてきます。
サツマイモが大きくなるのは光合成が必要なので、つるが伸びたらなるべく切らずにプランターの上に積みあげるとよいです。
【肥料&土】
追肥は不要です。やりすぎると葉ばかり茂ってイモが大きくならないです。葉の色が黄色っぽくなったら少量の化成肥料や薄い液肥を施します。
また、植え付け後土が減っていたり、地上部にイモが見えていたら増し土をします。
【水やり】
土の表面が完全に乾いたら、水を与える程度でよいです。どちらかというと乾燥気味に育てます。
収穫
秋になり、茎葉が枯れ始めた頃が収穫の時期です。少し土を掘り起こし、さつまいもがちゃんと出来ているかを確かめます。つるがじゃまなのでつるを全部刈り取ってから、芋を傷つけないように掘り上げます。
は収穫後すぐに食べずに2~3週間置いておいたほうが甘みが増します。
【病気害虫】
コガネムシ類など。
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