ヘチマ
ヘチマの栽培、育て方
趣味の園芸ビギナーズ 漢方でもおなじみ おいしい植物「美肌にヘチマ」の内容を中心にヘチマのプランターでの育て方を紹介します。
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へチマには肌荒れに効くと言われる成分が含まれていて古くから化粧水や、ひび、あかぎれの手当に使われてきました。
果実はせきを鎮めたりむくみを取ったりする漢方薬として使われています。
自分でヘチマを栽培し自家製化粧水を作ってみましょう。
【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
複数植える場合、横長のプランターに植えると水切れしやすいので、1つの鉢に1つの苗を植えたものを複数用意した方がよいです。深型タイプを使います。
【育てる環境】
日当たり、水はけのよい場所を好みます。
【苗の植えつけ】
苗は本葉が大きくしっかりしたものを選びます。
鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に野菜用の培養土を入れ、表面を軽くならします。
ポットから出した苗をそのまま植え付けます。
鉢の底から流れ出るくらいたっぷり水をやって育てます。
【支柱立て】
植えて2週間もするとつるが鉢からはみ出てきます。 つるが50cmほど伸びてきたら支柱立て。四隅に支柱を立て紐を結びます。この紐につるをまきつけるように絡ませます。
【肥料】
葉の縁が茶色くなってきたら肥料切れの合図。
植えてから1か月くらいすると肥料が切れてくるので化成肥料を一つまみ株元にあげるとよいです。
【水やり】
土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。
摘心
摘心のことは触れられていませでしたが、親づるを摘心するとよいと思います。
【収穫】
実は採って食べることもできます。
25cmぐらいの長さが食べごろ。
ヘチマ水
実を十分に楽しんだらヘチマ水を採りましょう。
根元から50cm ぐらいのところでつるを切ります。
切ったつるの先はきれいなペットボトルに差し込んでボトルの口を脱脂綿などでふさぎます。こうすると虫やほこりよけになります。
低い位置に置いて一晩待ちます。
夏場なら200mlくらいヘチマ水がたまります。
ヘチマ水は殺菌のため2~3分沸騰させてこします。
冷めたら
ヘチマ水200ml
エタノール20ml
グリセリン10ml
の割合で混ぜれば化粧水の出来上がりです。
冷蔵庫で保存します。
お肌に合わないこともありますので、その時は使用をやめてください。
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