ミニ玉ねぎ
- 分類:ネギ科ネギ属
- 種類:1、2年草
- 置き場所:日なた~半日陰
- 難易度:普通
- コンテナ:中型・小型
ミニ玉ねぎの野菜の栽培、育て方
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玉ねぎは根菜類のように思えますが、玉ねぎの球は厚みのある葉が結球したものなので実は葉菜類の仲間。
玉ねぎは9月ごろに種をまいて、翌年の初夏に肥大した玉ねぎを収穫するため栽培期間も長いです。しかし、ミニ玉ねぎなら種をまいて4ヶ月ほどで収穫できます。
普通の玉ねぎの育て方はこちらをご覧ください。⇒玉ねぎの栽培、育て方
【家庭で育てやすい種類】
ベビーオニオン、ペコロス(極早生品種)など。
【適したコンテナ(プランター、鉢など)】
ミニ玉ねぎの場合は深さが18cm以上のものなら鉢でもプランターでもかまいません。
【育てる環境】
生育適温は15℃~20℃。日当たりのよい場所に置きます。冷涼な気候を好み、寒さには強いが暑さには弱いです。
【栽培の時期】
発芽適温20℃前後。ミニ玉ねぎは春(3月~4月上旬)に種をまき、7月ごろ収穫できます。
普通の玉ねぎは、秋に種をまいて(苗を植え付ける場合は晩秋)、初夏に収穫するのが一般的です。
【種蒔き&間引き】
鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れ、表面を軽くならします。
鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をかけます。
種をすじまきします。
深さ約1cmぐらいのまき溝を棒や指やなどで作ります。
列と列の間隔(条間)は10~15cmぐらい。中型のプランターなら2列。
まき溝の中に約1~2cm間隔で種をまき、周囲の土を寄せてかぶせ手で軽くおさえます。
その後、たっぷりと水を与えます。
発芽するまでは土を乾かさないようにします。
2~3週間で発芽します。
間引きします。
草丈が5~6cmぐらいになって込み合ってきたら間引いて2~3cm間隔に。草丈が7~8cmになって玉が少し膨らみ始めたら間引いて株間を5cmぐらいに。株間が狭いほど小球になり、広いほど大きくなります。
間引いた後は軽く土寄せします。
【肥料&土】
種まき一か月後に化成肥料を追肥します。その後、20日おきに2回ほど追肥します。追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。
【水やり】
土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。
【収穫】
葉が枯れて倒れてきたらそろそろ収穫の時期。引き抜いて収穫します。
【病気害虫】
アブラムシ、アザミウマなど。
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