ホームタマネギ(オニオンセット)
- 分類:ネギ科ネギ属
- 置き場所:日なた~半日陰
- 難易度:簡単
- コンテナ:中型・大型
ホームタマネギ(オニオンセット)の野菜の栽培、育て方
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大きな玉ネギを簡単に作りたい人におすすめなのが、タネ球から栽培する方法です。
小さな玉ねぎを植えて大きく育てて収穫する方法で、ホームタマネギ(オニオンセット)栽培といわれています。
ここでは園芸家の深町貴子さんが「趣味の園芸 やさいの時間」でプランターで栽培していた方法を中心に紹介します。
ミニ玉ねぎの育て方はこちら⇒ミニ玉ねぎの栽培、育て方<br/>
普通の玉ねぎの育て方はこちら⇒玉ねぎの栽培、育て方
【育てる環境】
生育適温は15℃~20℃。日当たりのよい場所に置きます。冷涼な気候を好み、寒さには強いが暑さには弱いです。
【栽培の時期】
7月下旬から8月の上旬にかけて園芸店などに売っているホームタマネギ(子球)を購入し、8月の中旬から9月の中旬ごろ植えます。(時期は限られますが、ネットでも購入できます。)
【植えるまでの保存方法】
玉ねぎは暑さにとても弱いので購入したホームタマネギ(子球)を暑い所に置いておくと傷んでしまうことがあります。
なので、冷蔵庫の野菜室に袋などに入れて保管するのがいいです。その時子球が呼吸できるように袋の口はあけておきます。
さらに冷蔵庫に入れて、子球を寒さにあてることで芽が出やすくなります。
【タネ球の植えつけ】
鉢底ネットを貼り、鉢底石を底が見えなくなる程度に敷き詰めます。野菜培養土を縁から3cmほど下まで入れ、表面を平らにならします。
タネ球を植える穴を手であけます。穴の間隔は8~10cmほど。深さ2cmぐらい。
タネ球は先端を1cmほど土から出して植えます。
植えたらまわりの土を軽くかぶせます。
【乾燥を防ぐために】
玉ねぎは生育期に水切れを起こしたり、乾燥させてしまうと、玉が太らなくなってしまう。
そこでマルチングの役目を果たすヤシの繊維を土の表面に敷き乾燥を防ぐとよいです。
プランターの表面にヤシの繊維を2~3cmの厚さに敷き、風などで飛ばないようにUピンなどを使い、しっかりと固定します。
最後に水をたっぷりとやります。
タネ球の芽が出るまでは直射日光を避けて育て、緑の芽が出たら日当たりの良い場所で育てます。
【肥料&土】
植え付け1ヶ月後と2ヶ月後に追肥します。
【水やり】
土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。
【収穫】
株の7~8割ぐらいの茎葉が倒れてきたら収穫の時期です。
収穫した後は2~3日乾燥させてから束ねて、風通しのよい日陰につるすとよいです。
【病気害虫】
アブラムシ、アザミウマなど。
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